シンガポールに暮らした12年間に私は6回の引越しをしています。
シンガポールに渡ったのは今と同じく家賃高騰の1996年。コンドミニアムを丸々一戸借りたら現地採用者の平均給与が家賃で飛んでしまうという時代でした。
苦肉の策として最初に選んだのはオーチャードロードに徒歩5分、アメリカ大使館の正面という立地だけは素晴らしいものの、築30年のエレベーターもないアパート。ここをスウェーデン人の女性と香港人の女性とそれぞれ一部屋づつ借りて共同で住んでいました。といってもこちらの住宅はいわゆる欧米仕様ですし、古いアパートだけに広々。リビングは軽く20畳、キッチンが10畳程度、私の住んでいた部屋も10畳程度に専用のシャワーとトイレが付いていました。
こうした住み方をこちらではフラットシェアと呼びます。大家さんは同居しておらず、それぞれが決められた家賃を毎月支払い、公共料金は3人で分割して払っていました。日本では「他人と同居するなんて」と抵抗があるかもしれませんが、こちらの住宅では広さがあることから極めて一般的なことです。
で、当時の家賃が850ドル。便利な立地かつ高級住宅街だっただけに少々割高だったのかもしれません。まだ、何もわからない頃でしたので、とにかく中心地に近く便利なところで、と考えたのでした。後からわかったのは、シンガポールはどこに住もうと勤務先(当時はシティホール。ラッフルズホテルのすぐ近くでした)まで通勤に1時間以内で充分行けるということ。わざわざ高い家賃で中心地に住む必要などなかったのですね。それでも会社の帰りにオーチャードをぶらぶら散歩して、そのまま歩いて帰途に着く、というスタイルは気に入っていました。近くには植物園もあり、休日にはジョギングしたりして中心部ながらも環境は最高でしたね。
さて、今回から数回に渡ってシンガポールの住宅事情と引越しについてお話しいたしましょう。
住むところは大切ですよね。家賃は毎月の固定費となりますし、初めてシンガポールに引っ越す方は何を持っていけばよくて何はいらないのかもわからないですよね。そして何よりも、慣れない環境で生活するにあたり少しでもくつろげる住まいを見つけるのは、仕事をしていく上でも大切になってきます。
ここしばらくブログ更新が疎かになっていましたが、今日からは連続で書いていきますので毎日ご覧になってくださいね!(と、大見得を切ってしまいました、頑張ります)。
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苦肉の策として最初に選んだのはオーチャードロードに徒歩5分、アメリカ大使館の正面という立地だけは素晴らしいものの、築30年のエレベーターもないアパート。ここをスウェーデン人の女性と香港人の女性とそれぞれ一部屋づつ借りて共同で住んでいました。といってもこちらの住宅はいわゆる欧米仕様ですし、古いアパートだけに広々。リビングは軽く20畳、キッチンが10畳程度、私の住んでいた部屋も10畳程度に専用のシャワーとトイレが付いていました。
こうした住み方をこちらではフラットシェアと呼びます。大家さんは同居しておらず、それぞれが決められた家賃を毎月支払い、公共料金は3人で分割して払っていました。日本では「他人と同居するなんて」と抵抗があるかもしれませんが、こちらの住宅では広さがあることから極めて一般的なことです。
で、当時の家賃が850ドル。便利な立地かつ高級住宅街だっただけに少々割高だったのかもしれません。まだ、何もわからない頃でしたので、とにかく中心地に近く便利なところで、と考えたのでした。後からわかったのは、シンガポールはどこに住もうと勤務先(当時はシティホール。ラッフルズホテルのすぐ近くでした)まで通勤に1時間以内で充分行けるということ。わざわざ高い家賃で中心地に住む必要などなかったのですね。それでも会社の帰りにオーチャードをぶらぶら散歩して、そのまま歩いて帰途に着く、というスタイルは気に入っていました。近くには植物園もあり、休日にはジョギングしたりして中心部ながらも環境は最高でしたね。
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