明けましておめでとうございます。
約1年振りのご挨拶になってしまいました。
ご無沙汰を改めてお詫びいたします。
昨年は本当に公私ともに色々なことが起きた1年でした。
愛犬のロンちゃんがリンパ癌で8カ月の闘病生活の後、最後は安らかに旅立ちました。
写真は旅立つ3ヶ月半前、知人の写真家に撮っていただいたロンと私です。癌の末期とは思えぬ笑顔です。
それも、先にお知らせした関西ベンチャー学会へ私が出席した出張の帰りを待っての3月17日に永眠。5年間、我が子のように慈しんで育ててきた私への彼なりの恩返しをしてくれたのでしょうか。住み込みのメイドさんによれば、前日までは意識も朦朧としていたそう、それでも仕事は仕事だからと意を決して出かけた私が帰宅したとたん、上体を起こし尻尾まで振って迎えてくれたのです。本当に動物も家族となれば気持ちが伝わるものですね。
と、まずは悲しい出来事のご報告になってしまいましたが、その後、ビジネスの方では多くの収穫をいただきました。
さて、当社の場合、会社設立の手続き代行以上に、その先の事業構築のコンサルティングに力を入れているのですが、大型案件だけでも4件のプロジェクトを手掛けさせていただいました。 案件によっては2年がかりで市場調査から始まり、進出決定、関係諸機関への訪問、事業ライセンス取得、事業用地決定、人材採用、広報活動、顧客開拓と多くの領域でサポートし、お客様の事業がようやく回り始めたところです。 今、また新たなご紹介をいただき、来週は本社からの方々とお会いし、シンガポールに進出することの優位性についてお話をさせていただく予定です。
お客様の会社がようやく会社らしくなって、様々なメディアに広告などが載り始めると、「ああ独り立ちしたんだなぁ」と、まるで我が子の成長を見守る母親のような気持ちになってしまいます。 勿論、その先もやはり我が子(?)ですから、その成長に寄与する機会はできるだけ作って差し上げたいと、ご契約が終了してからもお客様を紹介したり、情報を送ったりしますので、末長いお付き合いをさせていただく結果になります。これはまさにコンサルタント冥利に尽きるもので、こうして真に価値ある人脈が創られていくのだな、と感謝の思いに至ります。
さて、昨年6月には、かねてより単体プロジェクトで協業関係にあった(株)スコラコンサルトのアジア法人、Scholar Consult Asia Pte Ltd の設立が行われ、同社の取締役に就任いたしました。『トヨタ式最強の経営』等の著者であり、組織風土改革の第一人者である柴田昌治が27年前に興した会社のアジア法人です。
グローバルリーダーの育成が叫ばれる中、リーダー育成の重要性を認識しつつも、優秀人材への一点投資ではなく、組織全体が経営者目線で物事をとらえて仕事をしてゆく姿勢の重要性を、私自身、長年考えてきました。柴田のもと、2年間をかけてシンガポールでいくつかのプロジェクトに携わらせていただいた結果、同社のアジア進出は意義あるものだと強く認識し、本社経営陣と協議の結果、ついにシンガポールへの進出に至りました。
9月にはRepublic PlazaのTower Clubにて開所式を行い、当地の日系企業のマネージングディレクターの方々50名以上のご出席を賜り、いよいよの船出となりました。 私としては、自身の会社であるPrime Business Consultancyとの兼務になりますが、本社の取締役が3週間ごとに来星し、共にお客様を訪問し、プロジェクトを進めておりますので、自分だけが指揮官になっている自社での仕事とは異なり、久々にチームとしてフラットな関係の中で仕事をする喜びを感じています。 このバランスを大切にしながら、それぞれの会社のシナジーを最大化できるよう努めてまいりたいと思います。
昨年は前年同様、様々な場所でお話をする機会をいただきました。
まず、2月には通算2回目となる日本の国立大学の大学生の方々を対象にしたグローバルキャリアについての講演。今年3月に3回目を行います。
3月には関西ベンチャー学会のパネリストとして、アジア進出を考える関西のベンチャー企業の経営者の方々の前で、アジアでのビジネスについて幅広くお話をさせていただきました。
4月、5月は日本からの流通業界団体、議員さんの海外視察、一部上場企業の海外研修での講師等で慌ただしく過ぎ、6月には先に申しましたスコラ・コンサルト・アジア社の設立。
11月には通算3回目となる日本の私立高校の海外研修講師。また、同月、九州経営塾の海外研修の講師もさせていただきました(写真)。
こうした機会は、発信の機会でもあると同時に、普段なかなかお会いできない方々にお会いできる貴重な機会。こうしたご縁から次のビジネスに繋がっていくものです。それは最初から信頼関係のある中でスタートしますので、多くが実りあるビジネスに繋がります。これも本当に感謝!ですね。
さて、11月の最後の週と12月は激動ともいえた1年間を振り返って少しのんびり過ごしました。11月末は久々に休暇らしい休暇として、プーケットに5日間出かけました。日本への帰省は常に出張の機会にほんの数日ほど、その他、海外に出るのはほぼ全て仕事がらみでしたから、こうした100%の休暇は考えてみると3年前のイタリア(ローマ、フィレンツェ)以来です。
12月はやりかけていた仕事を片付け、年末はインドネシアとマレーシアで休暇を過ごし、と言っても、その間、どこにいてもPCで毎日仕事をするのは自営業の常、しかしそれなりに気持ちに余裕のある中、今後のビジネスにつしても多くのアイディアを得ることができました。
今年はこのブログにももう少し力を入れてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとりまして、実り多き幸せな1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
川村 千秋
Chiaki Kawamura
Managing Director, Prime Business Consultancy Pte Ltd
Director, Scholar Consult Asia Pte Ltd
約1年振りのご挨拶になってしまいました。
ご無沙汰を改めてお詫びいたします。
昨年は本当に公私ともに色々なことが起きた1年でした。
愛犬のロンちゃんがリンパ癌で8カ月の闘病生活の後、最後は安らかに旅立ちました。
写真は旅立つ3ヶ月半前、知人の写真家に撮っていただいたロンと私です。癌の末期とは思えぬ笑顔です。
それも、先にお知らせした関西ベンチャー学会へ私が出席した出張の帰りを待っての3月17日に永眠。5年間、我が子のように慈しんで育ててきた私への彼なりの恩返しをしてくれたのでしょうか。住み込みのメイドさんによれば、前日までは意識も朦朧としていたそう、それでも仕事は仕事だからと意を決して出かけた私が帰宅したとたん、上体を起こし尻尾まで振って迎えてくれたのです。本当に動物も家族となれば気持ちが伝わるものですね。
と、まずは悲しい出来事のご報告になってしまいましたが、その後、ビジネスの方では多くの収穫をいただきました。
さて、当社の場合、会社設立の手続き代行以上に、その先の事業構築のコンサルティングに力を入れているのですが、大型案件だけでも4件のプロジェクトを手掛けさせていただいました。 案件によっては2年がかりで市場調査から始まり、進出決定、関係諸機関への訪問、事業ライセンス取得、事業用地決定、人材採用、広報活動、顧客開拓と多くの領域でサポートし、お客様の事業がようやく回り始めたところです。 今、また新たなご紹介をいただき、来週は本社からの方々とお会いし、シンガポールに進出することの優位性についてお話をさせていただく予定です。
お客様の会社がようやく会社らしくなって、様々なメディアに広告などが載り始めると、「ああ独り立ちしたんだなぁ」と、まるで我が子の成長を見守る母親のような気持ちになってしまいます。 勿論、その先もやはり我が子(?)ですから、その成長に寄与する機会はできるだけ作って差し上げたいと、ご契約が終了してからもお客様を紹介したり、情報を送ったりしますので、末長いお付き合いをさせていただく結果になります。これはまさにコンサルタント冥利に尽きるもので、こうして真に価値ある人脈が創られていくのだな、と感謝の思いに至ります。
さて、昨年6月には、かねてより単体プロジェクトで協業関係にあった(株)スコラコンサルトのアジア法人、Scholar Consult Asia Pte Ltd の設立が行われ、同社の取締役に就任いたしました。『トヨタ式最強の経営』等の著者であり、組織風土改革の第一人者である柴田昌治が27年前に興した会社のアジア法人です。
グローバルリーダーの育成が叫ばれる中、リーダー育成の重要性を認識しつつも、優秀人材への一点投資ではなく、組織全体が経営者目線で物事をとらえて仕事をしてゆく姿勢の重要性を、私自身、長年考えてきました。柴田のもと、2年間をかけてシンガポールでいくつかのプロジェクトに携わらせていただいた結果、同社のアジア進出は意義あるものだと強く認識し、本社経営陣と協議の結果、ついにシンガポールへの進出に至りました。
9月にはRepublic PlazaのTower Clubにて開所式を行い、当地の日系企業のマネージングディレクターの方々50名以上のご出席を賜り、いよいよの船出となりました。 私としては、自身の会社であるPrime Business Consultancyとの兼務になりますが、本社の取締役が3週間ごとに来星し、共にお客様を訪問し、プロジェクトを進めておりますので、自分だけが指揮官になっている自社での仕事とは異なり、久々にチームとしてフラットな関係の中で仕事をする喜びを感じています。 このバランスを大切にしながら、それぞれの会社のシナジーを最大化できるよう努めてまいりたいと思います。
昨年は前年同様、様々な場所でお話をする機会をいただきました。
まず、2月には通算2回目となる日本の国立大学の大学生の方々を対象にしたグローバルキャリアについての講演。今年3月に3回目を行います。
3月には関西ベンチャー学会のパネリストとして、アジア進出を考える関西のベンチャー企業の経営者の方々の前で、アジアでのビジネスについて幅広くお話をさせていただきました。
4月、5月は日本からの流通業界団体、議員さんの海外視察、一部上場企業の海外研修での講師等で慌ただしく過ぎ、6月には先に申しましたスコラ・コンサルト・アジア社の設立。
11月には通算3回目となる日本の私立高校の海外研修講師。また、同月、九州経営塾の海外研修の講師もさせていただきました(写真)。
こうした機会は、発信の機会でもあると同時に、普段なかなかお会いできない方々にお会いできる貴重な機会。こうしたご縁から次のビジネスに繋がっていくものです。それは最初から信頼関係のある中でスタートしますので、多くが実りあるビジネスに繋がります。これも本当に感謝!ですね。
さて、11月の最後の週と12月は激動ともいえた1年間を振り返って少しのんびり過ごしました。11月末は久々に休暇らしい休暇として、プーケットに5日間出かけました。日本への帰省は常に出張の機会にほんの数日ほど、その他、海外に出るのはほぼ全て仕事がらみでしたから、こうした100%の休暇は考えてみると3年前のイタリア(ローマ、フィレンツェ)以来です。
12月はやりかけていた仕事を片付け、年末はインドネシアとマレーシアで休暇を過ごし、と言っても、その間、どこにいてもPCで毎日仕事をするのは自営業の常、しかしそれなりに気持ちに余裕のある中、今後のビジネスにつしても多くのアイディアを得ることができました。
今年はこのブログにももう少し力を入れてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとりまして、実り多き幸せな1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
川村 千秋
Chiaki Kawamura
Managing Director, Prime Business Consultancy Pte Ltd
Director, Scholar Consult Asia Pte Ltd