皆さま、ご無沙汰しておりました。
なんと8月からこのブログを更新していなかったのですね!

実は「シンガポール・ビジネス・コミュニティ」なるSNSではもうひとつブログを書いておりまして、そちらの「裏ブログ」は結構頻繁に更新しておりました。この「表ブログ(?)」と両方更新するのはなかなか骨が折れたので・・・でも、トピックによっては両者をシンクロしていこうと思います。

これだけお留守していたのに今でもアクセスして下さっていた方々、ありがとうございました。川村は元気でやっておりますのでご安心ください。

さてさて・・・その早速第一弾。
11月3日にシンガポール・ビジネス・コミュニティのサイトに掲載したブログです。

★Power Lunch by Harper's Bazaar★

先日、ファッション雑誌のHarper's BAZAARから Power Lunchなるものにご招待いただきました。

かなり前ですが、この雑誌がシンガポールで働く女性たちのクラブ、Harper's BAZAAR Executive Clubを作った際に私は登録していたらしいのです(既に記憶の彼方でしたが)。

その名簿をもとに20人ほどが呼ばれ、それぞれが1名まで友人を同伴してよいとのことでしたので、約40人弱がホテルThe Scarletのフレンチレストランに集まったのでした。

投資銀行のアナリスト、弁護士、広告代理店、フリーランスのマーケティングアドバイザー、NPO団体勤務、教育関係者などなど。

ブッフェなのかなぁと思っていたのですが、着席のフルコースでしたので周囲の方々とゆっくりお話しすることができました。

こうした機会のたびに思うことですが、シンガポールは女性の生き方が多彩ですね。集まった大半が結婚して子供もいて、そうしながらもキャリアをしっかり積んでいる。

勿論、結婚、出産、ご主人の転勤に同伴するなど女性の人生はライフステージごとに大きく変化します。でも、出会った女性の多くがそれを柔軟に受け止め、二者択一での結論を求めていない。

メイドさんを雇えたり、東京などに比べれば通勤時間が短いことなど環境の違いも大きな理由だと思いますが、根本的にライフステージごとの変化を受け止める柔軟性、女性として多分男性よりもちょっぴり人生の選択肢の多いことを素直に喜んで、明るく楽しく欲張りをしているように思えます。

そして皆、年齢より若い!
勿論、容姿は歳とともに衰えますが、女を捨ててない!キャメロン・ディアスではなくキャサリン・ゼタ・ジョーンズの魅力(ちょっと褒めすぎ?)。

日本の社会で長く仕事をしていると、つい女性は不利だと一方的に社会に思わされてそう錯覚しがちだけど、キャリアトラックとマミートラックの間を自在に動いて、他人と自分を比較せずにマイペースで自分の幸せの基準を時間をかけて構築していく生き方って素敵だなと思うのです。

子供に手がかかってキャリアがスローダウンしても、子供のいる幸せを受け止めて「隣の芝生」を見ない。子供が育った頃にはまたキャリアトラックに戻ってバリバリ働く。

日本の世の中を女性目線で見ると常に時代のアイコンがいて、どの雑誌もその人を憧れのモデルとしてフィーチャーしがち。でも、自分の生き方なんてモデルはないから。

誰かと比較するより自分が幸せであればいい。
それには自分なりの納得づくの幸せの基準ができていなければ、いつまでも他人の視線や自分の年齢に急かされるような生き方しかできないのでは。

自分は自分。他人は他人。
それぞれの価値観や生き方があるから。
それを認め合うことが本当の自立の第一歩じゃないかな。

だって、キャリアだ自立だと叫びながら、いつまでも何が自分にとって幸せなんだかわからずに他人と比べて妙な焦燥感に浸っていることってあるもの。

お土産はHarper's BAZZARらしくファッション&ビューティ関係グッズがぎっしり。女であることって単純にいいよね!

ここで知り合った数名と今度ゆっくり会おうねと約束してホテルを後にしました。

I love being a woman...
昔、マックスファクターのコピーにそんなのがあったっけ。

う〜ん、生まれ変わってもオンナでいたいぞ。

(以上)

表ブログと裏ブログ。
裏ではちょっぴりプライベートな話題を。
表ではこれまで通り、シンガポールの生活情報や仕事の中での発見などを綴ってまいりたいと思います。

では、また今度は近いうちに・・・

シンガポールではもう市街地のクリスマスデコレーションが始まっています。